【超初心者向け】ゲームVCを始める前に!マイクとスピーカーのテストガイド
ゲームで友達や仲間とボイスチャット(VC)を始めたいけれど、「自分の声はちゃんと相手に聞こえているかな?」「相手の声は聞き取れるかな?」と少し不安を感じている方もいらっしゃるかもしれません。
VCを使う準備ができた後で、いきなりゲーム本番で「あれ?聞こえないぞ…」とならないためにも、事前にマイクとスピーカー(ヘッドセット)が正しく機能しているか確認する「テスト」はとても大切です。
この記事では、初心者の方でも安心してVCを始められるように、ゲームVCで使うマイクとスピーカーの簡単なテスト方法を分かりやすく解説します。
なぜVCのテストが必要なのでしょうか?
VCのテストをする主な目的は、以下の2点を確認することです。
- 自分の声が相手に届くか: マイクが正しく設定され、VCソフトがマイクからの音を拾えているかを確認します。
- 相手の声が自分に聞こえるか: スピーカーやヘッドセットが正しく設定され、VCソフトからの音を再生できているかを確認します。
これらの確認を事前に行っておくことで、ゲーム中に音声トラブルで困る可能性を減らすことができます。
VCソフトを使ったマイクのテスト方法
多くのVCソフトには、自分のマイクが音を拾っているかを確認できる機能がついています。ここでは代表的な例として、多くの方が利用されているDiscordを例にご説明します。他のVCソフトでも似たような設定項目があることが多いです。
- VCソフトの設定画面を開く: Discordの場合、画面左下にある自分のユーザー名の横にある歯車マーク(ユーザー設定)をクリックします。
- 「音声・ビデオ」の設定へ進む: 設定メニューの中から「音声・ビデオ」という項目を探してクリックします。
- 入力デバイス(マイク)の確認とテスト:
- 「入力デバイス」の項目で、使用したいマイク(ヘッドセットのマイクなど)が選択されているか確認します。もし違うものが選択されていたら、クリックして正しいマイクを選び直してください。
- その下に、「マイクをテストする」や「音声デバイスをテストする」といったボタンや項目があります。これをクリックすると、マイクが音を拾っているかどうかが波形やインジケーターで表示されたり、自分の声を録音して再生してくれたりする機能があります。
- 録音・再生機能がある場合は、実際に何か話してみて、自分の声が録音され、再生されるか確認してみましょう。波形やインジケーターが表示される場合は、話した時にそれが動くか確認してください。
ここでマイクが反応しない、または声が聞こえない場合は、VCソフトの設定、PCの音声設定、または機材自体に問題がある可能性があります。(PCの音声設定については、「【超初心者向け】ゲームVCで声が聞こえない・マイクが反応しない?PCの音声設定を確認しよう」の記事もご参照ください。)
VCソフトを使ったスピーカー(ヘッドセット)のテスト方法
同様に、VCソフトを使って相手の声が聞こえるか(スピーカーやヘッドセットが音を出せるか)もテストできます。
- VCソフトの設定画面を開く: マイクテストと同じように、ユーザー設定から「音声・ビデオ」へ進みます。
- 出力デバイス(スピーカー/ヘッドセット)の確認とテスト:
- 「出力デバイス」の項目で、使用したいスピーカーやヘッドセットが選択されているか確認します。正しく選択されているか確認し、必要であれば選び直します。
- 「スピーカーをテストする」や「出力デバイスをテストする」といったボタンがある場合があります。これをクリックすると、テスト用の音が再生されます。
- テスト音がヘッドセットやスピーカーから聞こえるか確認してください。
もしテスト音が聞こえない場合は、VCソフトの設定、PCの音声設定、または機材自体に問題があるかもしれません。(PCの音声設定や音声トラブル全般については、「【超初心者向け】ゲームVCの音声トラブル!聞こえない・ノイズを解決する方法」の記事もご参照ください。)
PCのOS機能を使ったテスト方法(Windows 10/11の例)
VCソフトだけでなく、PCのOS自体にも音声デバイスが正しく機能しているかを確認する機能があります。こちらも合わせて確認しておくとより安心です。ここではWindows 10/11を例にご紹介します。
- 「サウンド設定」を開く:
- Windowsの画面右下にあるスピーカーアイコンを右クリックします。
- 表示されたメニューから「サウンド設定を開く」を選択します。(または、Windowsの検索バーに「サウンド設定」と入力して開きます。)
- 入力デバイス(マイク)の確認:
- サウンド設定画面の「入力」セクションで、使用したいマイク(ヘッドセットのマイクなど)が選択されているか確認します。
- その下に、「入力レベル」や「マイクのテスト」といった項目があります。話した時にこの表示が動いたり、レベルメーターが振れたりすれば、PCがマイクからの音を認識しています。
- 出力デバイス(スピーカー/ヘッドセット)の確認:
- サウンド設定画面の「出力」セクションで、使用したいスピーカーやヘッドセットが選択されているか確認します。
- 多くの場合、この画面で音量スライダーの下に「テスト」ボタンがあります。これをクリックすると、左右のチャンネルから順にテスト音が再生されます。音が聞こえるか確認してください。
VCソフトでうまくいかない場合でも、OSのサウンド設定でマイクやスピーカーが反応していれば、PC自体は機材を認識しています。その場合はVCソフト側の設定を重点的に見直してみましょう。逆に、OSのサウンド設定でも反応がない場合は、機材の接続やドライバーなどに問題がある可能性が高いです。
テストをするときのちょっとしたポイント
- 静かな環境で行う: 周囲が騒がしいと、マイクが余計な音を拾っていないか分かりにくくなります。
- 実際に話すボリュームで声を出してみる: 小さすぎる声だとマイクが反応しないこともあります。ゲーム中に話すくらいの声量でテストしてみましょう。
- ヘッドセットを使う場合は正しく装着する: マイクの位置なども声が拾いやすい場所にあるか確認しましょう。
- テスト音が聞こえない場合: ヘッドセットやスピーカーの物理的な音量つまみや、PCのシステム音量が小さくなっていないか確認してみましょう。
まとめ
ゲームVCを始める前のマイクとスピーカーのテストは、安心してコミュニケーションを楽しむための大切な準備です。VCソフトの機能やPCのサウンド設定を使って、自分の声が届くか、相手の声が聞こえるかを事前に確認する習慣をつけましょう。
もしテストで問題が見つかっても、焦る必要はありません。たいていの場合は設定の見直しや機材の再接続などで解決できます。この記事やサイト内の他の記事を参考に、一つずつ確認してみてください。
準備万端にして、ぜひゲームVCでのコミュニケーションを楽しんでください!