伝わるVC入門

話すのが苦手でも大丈夫!ゲームVCの「聞き専」ガイド【初心者向け】

Tags: ゲームVC, 聞き専, 初心者向け, VC設定, VCマナー

ゲームをより楽しむために、他のプレイヤーとボイスチャット(VC)を使って連携したり、おしゃべりしたりすることに興味がある方は多いと思います。しかし、

といった理由から、VCに踏み出せないと感じている方もいらっしゃるかもしれません。

もしあなたがそう感じているなら、「聞き専(ききせん)」というボイスチャットの参加スタイルをご存知でしょうか。聞き専は、VCに参加しつつも、自分からは話さずに他のプレイヤーの会話を聞くという方法です。

この方法なら、話すことへのハードルを下げつつ、VCのメリットを十分に活かすことができます。この記事では、聞き専とは何か、どうすれば聞き専でVCに参加できるのか、そして聞き専で参加する際に知っておきたいことについて、初心者の方にも分かりやすく解説します。

「聞き専」とは?

「聞き専」とは、「聞く専門」の略称で、ボイスチャットに参加しているものの、マイクを使って自分から発言することはせず、他の参加者の声を聞くことに徹するスタイルを指します。

なぜ聞き専を選ぶ人がいるのでしょうか。主な理由としては、以下のようなものがあります。

このように、様々な理由から聞き専というスタイルが選ばれています。

聞き専でもVCに参加するメリット

自分から話さなくても、VCを聞くだけでもゲームプレイにおいて多くのメリットがあります。

「聞き専」の基本的なやり方:マイクをミュートする

聞き専でVCに参加するための最も基本的な操作は、自分のマイクをミュートすることです。

ミュートとは、自分のマイクからの音声が、他の参加者に聞こえないようにすることです。多くのVCソフトやゲーム内のVC機能には、マイクをミュートするための設定やボタンが用意されています。

一般的なVCソフト(例: Discordなど)やゲーム内VCでは、通常以下のような手順でマイクをミュートできます。

  1. VCに参加する。
  2. 自分のユーザー名やアイコンの近くにある、マイクの形をしたアイコンを探す。
  3. そのマイクアイコンをクリックしたり、設定を切り替えたりして、アイコンに斜線が入った状態にする。

マイクアイコンに斜線が入っている状態が「ミュート中」、つまり他の人にはあなたの声が聞こえない状態です。VCに参加したら、まずこのマイクミュートが有効になっているか確認する習慣をつけると良いでしょう。

聞き専で参加するときの注意点・マナー

聞き専でVCに参加する場合でも、他のプレイヤーとの円滑なコミュニケーションのために、いくつか知っておきたい点があります。

  1. VCのルールを確認する: 参加しようとしているコミュニティやチームのVCに「聞き専OK」というルールがあるか確認しましょう。中には、必ず声を出して参加する必要があるVCもあります。不安な場合は、参加前にリーダーや管理者に確認してみると良いでしょう。
  2. 参加時に一言伝える: VCに参加した際に、テキストチャットなどで「聞き専で参加します。よろしくお願いします」といった一言を伝えることをお勧めします。無言で参加するよりも、あなたがVCを聞いていることを他のプレイヤーに伝えることができ、お互いに安心できます。
  3. テキストチャットでの反応: 聞いている内容に対して、テキストチャットで相槌を打ったり、簡単な返事をしたりすると、あなたが会話を聞いていることが伝わり、コミュニケーションがよりスムーズになります。「了解です」「OKです」といった短い返事でも構いません。
  4. 急に話す必要が生じる場合に備える: 聞き専で参加していても、ゲームの状況によっては、どうしても自分の声で何かを伝える必要が出てくることがあります(例: ピンチを伝える、重要な情報を見つけたなど)。すぐにマイクのミュートを解除して話せるように、ミュート設定の場所を覚えておくと安心です。
  5. マイクの状態に注意する: 「聞き専だから大丈夫」と思っていても、何かの拍子にマイクがオンになってしまう可能性もゼロではありません。念のため、VC中に自分のマイクがミュートになっているか、時々確認する習慣をつけるとより安全です。

まとめ

ゲームVCへの参加に不安を感じている方にとって、「聞き専」は非常に有効な選択肢です。話すことのハードルを下げつつ、VCを通じた情報収集やチームとの一体感を味わうことができます。

聞き専で参加する際は、基本的にマイクをミュートに設定し、参加するVCのルールを確認し、可能であればテキストチャットで参加している旨を伝えるといった基本的な点を押さえておけば大丈夫です。

VCは、ゲームをより深く、より楽しくするためのツールです。いきなり流暢に話す必要はありません。まずは聞き専から始めて、VCの雰囲気に慣れていくのも良い方法です。この記事が、あなたがVCへの第一歩を踏み出すための一助となれば幸いです。

もし、VCで「声が聞こえない」「マイクが反応しない」といったトラブルが起きた場合は、別の記事で解説していますので、そちらも参考にしてみてください。