ゲームVCで友達と話す!「通話部屋」への入り方・話し始め方ガイド【超初心者向け】
ゲームVCで友達と話す!「通話部屋」への入り方・話し始め方ガイド【超初心者向け】
ボイスチャット(VC)を使ってゲーム友達と話してみたいけれど、「どうやって通話するの?」「どこで話せばいいの?」と迷っている方もいらっしゃるかもしれません。VCソフトには、まるで現実世界で友達と集まる場所のような「通話部屋」というものがあります。
この記事では、VCソフトを使って友達と通話する際に、その「通話部屋」にどうやって入るのか、入ってからどうすれば話し始められるのか、そして通話を終える時はどうするのか、基本的な流れをやさしく解説します。
VCソフトの「通話部屋」とは?
VCソフトでは、誰かと話したいときには、まず「通話部屋」や「チャンネル」、「ルーム」と呼ばれる特定の場所に集まります。これは、友達と喫茶店や誰かの家など、特定の場所に集まって話すのと似ています。
なぜこのような「部屋」が必要かというと、VCソフトはたくさんの人が同時に利用できるからです。みんながいつでもどこでも話し始められる状態だと、色々な人の声が混ざってしまって、目的の人と話すことが難しくなります。そこで、「この部屋に入った人たちだけが話せる」というルールを決めることで、特定の友達やチームメンバーだけで落ち着いて話せるようにしているのです。
この「通話部屋」には、主に二つの種類があります。
- ボイスチャンネル(通話用の部屋): マイクを使って声で話すための部屋です。この記事で解説するのは、主にこの部屋のことです。
- テキストチャンネル(文字用の部屋): 文字でメッセージをやり取りするための部屋です。通話しながら、文字で情報を共有したいときなどに使われます。
今回は、声で話すための「ボイスチャンネル」に入る方法を中心に説明します。
「通話部屋」への基本的な入り方
VCソフトによって画面の見た目やボタンの名前は少し違いますが、基本的な考え方は同じです。友達との通話部屋に入る方法はいくつかあります。
1. 友達から招待を受けて入る場合
最も一般的なのは、友達から「この部屋に来てね」と招待される方法です。招待は、以下のような形で行われることが多いです。
- 招待リンク: メッセージやチャットで送られてくるURL(ウェブサイトのアドレスのようなもの)をクリックすると、VCソフトが起動して指定された部屋に入れることが多いです。
- 招待コード: VCソフトの中で使える短い文字や数字のコードを入力すると、指定された部屋に入れる場合もあります。
招待を受け取ったら、送ってくれた友達に「どうやって入るの?」と聞いてみましょう。リンクをクリックするか、コードを入力する場所を教えてくれるはずです。
2. 自分で部屋を選んで入る場合
VCソフトで一度つながった友達や、参加しているグループ(サーバーやコミュニティと呼ばれることもあります)の中に、通話できる部屋があらかじめ用意されていることがあります。
この場合は、VCソフトの画面に表示されている部屋のリストから、入りたい部屋の名前を探してクリックします。
多くのVCソフトでは、通話ができる部屋の名前の横に、ヘッドホンやスピーカーのようなマークがついていることが多いです。そのマークを目印に探してみましょう。
部屋の名前をクリックすると、自動的にその部屋につながり、通話に参加できる状態になります。
部屋に入ったらまず確認すること
無事に通話部屋に入れたら、すぐに話し始める前にいくつか確認しておきたいことがあります。
- 自分が部屋に入れたか: 画面上に自分の名前が表示されたり、「〇〇さんが参加しました」のような表示が出たりするか確認しましょう。
- 自分の声が相手に届くか(マイク設定): マイクの準備はできていますか?マイクがミュート(声がオフになっている状態)になっていないか確認しましょう。ミュートボタンは、マイクのマークに斜線が入っていることが多いです。このボタンを押すたびに、マイクのオン・オフが切り替わります。
- 相手の声が聞こえるか(スピーカー設定): ヘッドセットやスピーカーから相手の声が聞こえるか確認しましょう。スピーカーのミュートボタン(スピーカーのマークに斜線)も確認しておきましょう。音量調整が必要な場合は、VCソフト内やPCの音量設定を確認します。(マイクやスピーカーの詳しい設定については、別の記事「[はじめてのVC準備!PCの音声入出力(マイク・スピーカー)テストガイド【超初心者向け】]」などを参考にしてください。)
特に、部屋に入ったときに自分のマイクが「オン」になっているか確認することは大切です。もし自動的にマイクがオンになる設定になっていると、部屋に入った瞬間に周りの音が相手に聞こえてしまうことがあります。静かな環境でVCをする場合以外は、話し始めるまではミュートにしておくと安心です。
話し始め方と通話の終わり方
部屋に入ってマイクとスピーカーの準備ができたら、いよいよ話し始められます。
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話し始め方:
- もしマイクがミュートになっている場合は、ミュートボタンを押してマイクをオンにします。
- 相手に聞こえているか不安な場合は、「聞こえてますか?」と軽く聞いてみるのも良いでしょう。
- VCソフトによっては、特定のキーを押している間だけ声が届く「PTT(プッシュトゥトーク)」という設定もあります。その場合は、設定したキーを押しながら話します。(PTTについて詳しくは、別の記事「[ゲームVCのマイク、勝手に入らないようにするには?音声検出とPTTをやさしく解説【超初心者向け】]」を参考にしてください。)
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通話の終わり方(部屋からの退出):
- 話が終わったら、通話部屋から退出します。
- 退出するためのボタンは、受話器マークにバツがついているようなデザインが多いです。このボタンを押すと、その部屋での通話が終了します。
- 退出する前に、一緒に話していた人に「ありがとう」「またね」など、一言伝えると丁寧です。
通話部屋から退出しても、VCソフト自体は起動したままなので、他の部屋に移ったり、文字でチャットしたりすることは引き続き可能です。VCソフトを完全に終了したい場合は、ソフトの終了操作(画面右上の×ボタンなど)を行います。
まとめ
VCソフトで友達と通話するには、まず特定の「通話部屋」に集まる必要があります。招待リンクやコードを使ったり、用意されている部屋リストから選んだりして部屋に入ります。
部屋に入ったら、マイクとスピーカーが正しく機能しているか確認し、必要に応じてミュートを解除して話し始めます。話が終わったら、退出ボタンを押して部屋から出ます。
この「部屋に入る→話す→部屋から出る」という流れを理解できれば、VCソフトを使った友達との通話は、きっとスムーズに行えるようになります。最初は少し戸惑うかもしれませんが、何度か試しているうちにすぐに慣れるはずです。ぜひ気軽にチャレンジしてみてください。