伝わるVC入門

ゲームVCしながら快適プレイ!PCの音量ミキサーでアプリごとの音量を調整する方法【超初心者向け】

Tags: ゲームVC, 音量調整, PC設定, 音量ミキサー, 初心者向けVC

VC中に「ブラウザの音が大きすぎ!」「BGMが邪魔!」そんな経験ありませんか?

ゲームをしながら、友達とボイスチャット(VC)で話すのはとても楽しいですよね。

でも、ゲームをしている時に、 「VCの声はちょうど良いのに、後ろで流している音楽が大きすぎるな…」 「ブラウザで攻略情報を見ている時に、サイトの音が急に鳴ってVCの邪魔になった!」 「VCソフトやゲームの音量は変えたけど、他のアプリの音量も調整したい!」

このように感じたことはありませんか?

ゲームVCソフトやゲーム内には音量設定がありますが、それはあくまでそのソフトの中での設定です。PCで同時に開いている他のアプリケーション(ブラウザ、音楽プレイヤー、別のゲームなど)の音量は、また別の場所で調整する必要があります。

この記事では、超初心者ゲーマーさん向けに、VCをしながらでも他のアプリケーションの音量を個別に調整できる、PCの便利な機能「音量ミキサー」の使い方を分かりやすくご説明します。

ゲームVC中の音量調整、どこでやればいいの?

ゲームVCに集中したいのに、他のアプリの音が気になると、ゲーム体験が少し残念になってしまいます。

「ゲームの音量はゲーム内で、VCの音量はVCソフトで変えられるのは分かったけど、ブラウザとか音楽プレイヤーの音量はどこで変えるんだろう?」

そう思っても、PCの設定画面はたくさんあって、どこを見れば良いか迷ってしまいますよね。特にPCの設定に慣れていない場合は、触るのが少し怖いと感じるかもしれません。

でも大丈夫です。PCには、起動しているアプリごとの音量をまとめて管理できる便利な機能があります。それが「音量ミキサー」です。

アプリごとの音量調整は「音量ミキサー」におまかせ!

PCの「音量ミキサー」機能を使うと、今パソコンで音を出しているアプリケーション(ゲーム、VCソフト、ブラウザ、音楽プレイヤーなど)が一覧で表示され、それぞれの音量を個別に調整できるようになります。

例えるなら、テレビ番組の音量、CMの音量、電話の着信音の音量を、それぞれ別々に調整できるようなものです。

この機能を使えば、VCソフトの音量はそのままに、ゲームの音量を少し下げたり、ブラウザの音を完全に消したり、といった細かな調整が簡単にできます。

PCの「音量ミキサー」を開いてみましょう(Windowsの場合)

ここからは、多くのPCで使われているWindowsの場合を例にご説明します。Macなど、他のOSをご利用の場合は、少し手順が異なる可能性がありますが、「音量ミキサー」やそれに似た機能があることがほとんどです。

Windowsで音量ミキサーを開く手順はとても簡単です。

1. タスクバーのスピーカーアイコンを探す

まず、パソコンの画面の右下(通常)にある「タスクバー」を見てください。そこに、小さなスピーカーの形をしたアイコンがあるはずです。

このアイコンは、パソコン全体の音量を調整する時にも使いますね。

2. アイコンを右クリックしてメニューを表示する

見つけたスピーカーアイコンの上で、マウスの右ボタンをクリック(右クリック)してください。

すると、いくつかの項目が書かれたメニューが表示されます。

3. 「音量ミキサーを開く」を選ぶ

表示されたメニューの中に、「音量ミキサーを開く」という項目がありますので、それをクリックしてください。

これで、「音量ミキサー」の画面が開きます。

「音量ミキサー」画面を見てみましょう

「音量ミキサー」の画面が開くと、いくつかの項目が表示されていると思います。

「デバイス」と「アプリケーション」

画面の左側には「デバイス」という項目があり、ここでPC全体の音量や、使っているスピーカー・ヘッドホンの設定が確認できます。

そして、画面の右側には「アプリケーション」という項目が表示されているはずです。この下に、今音を出している、または音を出す可能性のあるアプリケーション(VCソフト、ゲーム、ブラウザなど)が一覧で並んでいます。

アプリごとの音量スライダーを動かしてみる

「アプリケーション」の項目を見ると、それぞれのアプリの名前の下に縦長の棒(スライダー)が表示されていますね。これが、そのアプリの音量を調整するためのスライダーです。

このスライダーを上下に動かすことで、それぞれのアプリの音量を個別に大きくしたり小さくしたりできます。

スライダーの動きに合わせて、音量が変わるのを確認してみてください。

実際に音量を調整してみましょう

例えば、VCソフトで友達と話している時に、バックグラウンドで流している音楽の音が大きすぎるとします。

この場合、音量ミキサーを開き、「アプリケーション」の項目にある「音楽プレイヤー(例:Windows Media Playerなど)」や「ブラウザ(例:Chrome, Edgeなど)」のスライダーを探します。

そして、そのスライダーを下方向に動かしてみてください。音楽の音量が小さくなるはずです。VCソフトの音量スライダーは動かさないことで、VCの声の大きさはそのままに保つことができます。

逆に、ゲームの効果音が大きすぎてVCの声が聞き取りにくい場合は、ゲームの音量スライダーを少し下げることもできます。

このように、VCソフトの音量、ゲームの音量、そしてそれ以外のアプリの音量を、それぞれ個別に調整できるのが音量ミキサーの便利な点です。

もし「音量ミキサー」にアプリが表示されない時は?

音量ミキサーを開いた時に、今音を出しているはずのアプリが表示されていないことがあります。

これは、そのアプリがまだ音を出していない(再生が一時停止している、音が鳴る場面ではないなど)か、PCがそのアプリを音量調整の対象として認識していない場合などがあります。

まずは、表示させたいアプリで何か音を鳴らしてみてください。音楽や動画を再生したり、ゲーム内の効果音を鳴らしたりすると、音量ミキサーに表示されることがあります。

まとめ:アプリごとの音量調整で、より快適なVC環境を!

この記事では、ゲームVC中に他のアプリケーションの音量を個別に調整できる、PCの「音量ミキサー」機能の使い方をご紹介しました。

この簡単な手順を覚えるだけで、VCの声を聞きやすく保ちながら、ゲームの音量やBGM、ブラウザの音などを自分にとってちょうど良いバランスに調整できるようになります。

これで、ゲームVCがもっと快適で楽しいものになるはずです。ぜひ試してみてください。