伝わるVC入門

はじめてのゲームVC!ソフトをインストールして友達と話すまでのステップガイド【超初心者向け】

Tags: ボイスチャット, VC設定, 初心者ガイド, 機材テスト, 友達とVC

ゲームでのボイスチャット(VC)に興味を持ち、VCソフトをパソコンにインストールした皆さん、こんにちは!

「ソフトは入れたけど、ここから何をすれば友達と話せるの?」と、少し戸惑っているかもしれません。

VCソフトの画面にはたくさんのボタンや設定があって、どこから手を付ければいいのか分かりにくいですよね。でも安心してください。友達と楽しくVCを始めるために必要な最初のステップは、いくつかありますが、一つずつ順番に進めば決して難しくありません。

この記事では、VCソフトをインストールした後の「最初にやるべきこと」と、「友達と実際にボイスチャットを始めるまでの基本的な流れ」を、超初心者の方にも分かりやすいように解説していきます。

ステップ1:まずは自分の声がVCで届くかテストしてみましょう

VCソフトを使って最初に確認すべきことは、「あなたの声がマイクを通じてソフトに正しく入力されているか」と、「相手の声(または自分のテスト音声)がスピーカーやヘッドセットから正しく聞こえるか」です。

多くのVCソフトには、この確認のための「マイクテスト」や「オーディオ設定」の項目があります。

  1. VCソフトの「設定」を開く: 歯車や三本線のアイコンで示されていることが多いです。
  2. 「音声設定」や「オーディオ設定」を探す: 音に関する設定項目を選びます。
  3. 「入力デバイス」(マイク)を確認・選択する: パソコンに複数のマイク(内蔵マイク、外付けマイクなど)が接続されている場合、VCで使いたいマイクが正しく選ばれているか確認します。選択肢の中から使用するマイクを選びます。
  4. 「出力デバイス」(スピーカー/ヘッドセット)を確認・選択する: 相手の声を聞くためのスピーカーやヘッドセットが正しく選ばれているか確認します。
  5. マイクテスト機能を使う: 設定画面の中に、「マイクテスト」や「テスト通話」のような機能があれば、それを使ってみましょう。画面上のバーが声に合わせて動いたり、自分の声が遅れて聞こえたりすることで、マイクが正しく機能しているか確認できます。

もし、ここで声が全く反応しない、またはテスト音声が聞こえない場合は、パソコン自体の音声設定や、マイク・ヘッドセットが正しく接続されているかを確認する必要があります。これらの詳しい確認方法は、別の記事で解説していますので、そちらも参考にしてみてください。

ステップ2:友達とVCソフト上で繋がりましょう

自分の声がVCソフトに届くことが確認できたら、次にすることは「VCソフト上で友達と繋がる」ことです。これにより、後で通話を始められるようになります。

VCソフトによって「友達になる」方法は異なりますが、一般的な方法としては以下のどちらか、または両方があります。

  1. ユーザー名やIDで検索して友達申請を送る:
    • VCソフト内で友達の固有のユーザー名やID(数字が含まれることもあります)を教えてもらい、検索機能を使って探し、友達申請を送ります。
    • 友達があなたの申請を承認すると、リストに友達として表示されるようになります。
  2. 招待リンクやコードを使ってもらう/使う:
    • あなたや友達がVCソフトから「招待リンク」や「招待コード」を発行し、それをLINEやメールなどで共有します。
    • 送られてきたリンクをクリックしたり、コードをVCソフト内で入力したりすることで、友達リストに追加されたり、共通の通話場所(サーバーやグループ)に参加したりできます。

どちらの方法を使うかは、VCソフトの種類や、友達とどのように繋がるかによって異なります。友達と相談しながら進めてみてください。

ステップ3:通話するための「場所」を作りましょう

VCソフト上で友達と繋がったら、いよいよ通話を開始するための準備です。VCソフトでは、直接一対一で通話を開始する方法と、複数人で通話するための「場所」(グループやチャンネル、サーバーなどと呼ばれます)を作ってから通話する方法があります。

友達と複数人で通話したい場合は、この「場所」を作るか、既にある場所に参加する必要があります。

ゲームを一緒にプレイする友達とのVCであれば、専用のグループやサーバーを作成しておくと、次回以降も簡単に集まってVCを始められるので便利です。

ステップ4:実際にVCを始めて話してみましょう!

マイクテストもOK、友達とも繋がった、通話する場所も用意できた!これで準備は万端です。いよいよ実際に友達とVCを始めてみましょう。

  1. 通話の開始ボタンを押す: 友達との個別チャット画面や、作成したグループ、参加したボイスチャンネルなどで、「通話を開始」「参加」といったボタンを探してクリックします。
  2. マイクとスピーカーの状況を確認: 通話が始まると、自分のマイクがオンになっているか(声が相手に届く状態か)、スピーカーから相手の声が聞こえているかを確認しましょう。画面上にマイクやスピーカーのアイコンが表示され、現在の状態(ミュートON/OFFなど)が分かるようになっています。
  3. 話してみる: 「もしもし?聞こえる?」など、友達に話しかけてみましょう。相手の声が聞こえ、自分の声も相手に届いていれば、VCは成功です!
  4. 基本操作を覚える: 通話中によく使うのは、自分の声を一時的に切る「ミュート」機能です。宅配便が来たときや家族に話しかけられたときなど、ゲーム仲間以外に聞かれたくない音があるときにすぐに使えるように、ミュートボタンの場所を確認しておきましょう。

うまくいかないときは?

もし、ここまでのステップで「友達の声が聞こえない」「自分の声が友達に届かない」といった問題が起きた場合は、ステップ1で触れたオーディオ設定が原因である可能性が高いです。パソコンやVCソフトの設定をもう一度確認してみてください。

また、VCソフトによっては、ゲーム中もVCの画面の一部が見える「オーバーレイ」機能や、特定の友達の声を大きく/小さくする機能など、さらに便利な機能があります。これらは必須ではありませんが、慣れてきたら試してみるのも良いでしょう。

まとめ

VCソフトのインストール後、友達とボイスチャットを始めるための最初のステップは、

  1. 自分の声が正しく入出力されるかのテスト
  2. VCソフト上で友達と繋がること(フレンド登録や招待)
  3. 通話するための「場所」を用意すること(グループ作成やチャンネル参加)
  4. 実際に通話を開始して話してみること

です。

初めてのVCは、少しドキドキするかもしれませんが、これらの基本的なステップを一つずつクリアしていけば大丈夫です。ゲーム仲間と声で繋がれば、ゲームはもっと楽しく、もっと連携しやすくなります。

さあ、勇気を出して、はじめてのゲームVCを楽しんでみましょう!