【超初心者向け】デバイスが違う友達とゲームVC!PC・スマホ・ゲーム機で一緒に話す方法
「自分はパソコンでゲームしているけど、友達はスマートフォンやNintendo Switchでゲームしている。一緒にボイスチャット(VC)はできないのかな?」
そう思っている初心者ゲーマーの皆さん、ご安心ください。異なるデバイスを使っている友達や仲間とも、一緒にゲームをしながらボイスチャットを楽しむ方法はあります。
この記事では、パソコン、スマートフォン、ゲーム機など、お互いが違うデバイスを使っていても一緒にVCができる方法を、初心者向けに分かりやすく解説します。
デバイスが違ってもゲームVCができるのはなぜ?
ゲームVCと聞くと、「同じゲーム機同士じゃないとできないのでは?」と感じるかもしれません。しかし、私たちが「ゲームVC」と呼んでいるものの多くは、実はゲームの機能ではなく、ゲームとは別の専用のソフトウェアやアプリを使っています。
この「VC専用のソフトウェアやアプリ」は、パソコン、スマートフォン、PlayStation 5、Nintendo Switchなど、様々なデバイスに対応しているものがあります。そのため、お互いが同じVCソフトを使っていれば、たとえプレイしているゲームのデバイスが違っても、ボイスチャットをすることができるのです。
異なるデバイス間のVCに便利な「Discord」
異なるデバイス間でボイスチャットをするためのソフトはいくつかありますが、最も多くのゲーマーに利用されており、様々なデバイスに対応しているのが「Discord」です。
Discordはパソコン、スマートフォン、Webブラウザなど、多くの環境で無料で利用できます。ゲーム機にも対応している場合があります。そのため、友達や仲間がそれぞれ違うデバイスでゲームをしていても、共通してDiscordを使えば一緒にVCができるというわけです。
この記事では、Discordを例に、異なるデバイス間でVCを始める方法を解説します。
Discordでデバイスが違う友達とVCを始める基本的な流れ
Discordを使って、パソコンやスマホ、ゲーム機など、デバイスが違う友達とVCをするための基本的な流れは以下の通りです。
- お互いがDiscordを使えるように準備する
- 自分も友達も、それぞれのデバイスにDiscordのアプリをインストールするか、Webブラウザで開けるようにします。
- Discordのアカウントを作成し、ログインしておきます。
- 友達とDiscordでつながる
- お互いのDiscordアカウントを「友達」として登録します。
- ボイスチャットをする場所を作るか、既にある場所に入る
- Discordには、みんなで集まって話せる「サーバー」という機能や、特定の友達と直接話せる「個別通話/グループ通話」の機能があります。どちらかを使って、VCをする場所を用意します。
- VCをする場所で合流し、通話を開始する
- 用意した場所(サーバーのボイスチャンネルや通話グループ)に、お互いが参加すればVCができます。
Discordを使ったVC方法:サーバーで集まる方法
複数人で継続的に一緒にゲームをする仲間の場合は、「サーバー」を作ってそこで集まるのが便利です。サーバーは、例えるなら「仲間専用のゲームセンター」のような場所です。
- 誰か一人がサーバーを作る
- Discordのアプリ画面で「+」ボタンなどから新しいサーバーを作成します。ゲーム用途であれば、ゲームテンプレートを選ぶと便利です。サーバーの名前を決めましょう。
- 友達をサーバーに招待する
- サーバーが作れたら、友達を招待するための「招待リンク」を作成します。
- 作成した招待リンクをコピーして、LINEやメールなど、Discord以外の方法で友達に送ります。
- 友達はその招待リンクをクリックするか、Discordアプリの「サーバーに参加」からリンクを入力することで、あなたのサーバーに入ることができます。
- サーバー内のボイスチャンネルに入る
- サーバーの中には、「ボイスチャンネル」という音声で話せる場所(部屋)があります。サーバーに参加した友達と約束したボイスチャンネルをクリックすると、そのチャンネルに接続され、VCが始まります。
- この時、自分のマイクやスピーカーが正しく設定されているか確認しましょう。
Discordを使ったVC方法:個別通話・グループ通話をする方法
「サーバーを作るほどではないけれど、一時的に数人の友達とVCしたい」という場合は、個別通話やグループ通話が手軽です。
- VCしたい友達とDiscordで「友達」になっているか確認
- まだ友達になっていない場合は、相手のDiscordユーザー名とタグ番号を使って友達申請・承認を行います。
- 通話を開始する
- 友達リストからVCしたい相手を選び、右クリックやプロフィール画面などから「通話を開始」を選びます。これが個別通話です。
- 複数人で通話したい場合は、個別通話を開始した後で、他の友達を通話に招待することができます。
この方法でも、お互いがDiscordアプリを使っていれば、デバイスが違ってもボイスチャットができます。
デバイスが違う友達とVCがうまくいかないときは?
異なるデバイス間でDiscordなどを使ってVCをする際に、もし声が聞こえない、マイクが反応しないといった問題が起きたら、以下の点をチェックしてみてください。
- インターネット接続は安定していますか?
- お互いのインターネット接続状況を確認しましょう。Wi-Fiが不安定だったり、通信速度が遅かったりすると、声が途切れたり遅延したりすることがあります。
- マイクやヘッドセットは正しく接続されていますか?
- 使っているマイクやヘッドセットが、パソコンやゲーム機本体にしっかりと接続されているか確認しましょう。Bluetoothなどのワイヤレス接続の場合は、ペアリングができているか確認します。
- DiscordなどVCソフトの音声設定は合っていますか?
- VCソフトの設定画面で、「入力デバイス(マイク)」と「出力デバイス(スピーカー/ヘッドセット)」が、使いたい機材に正しく設定されているか確認しましょう。
- VCソフトの音量は適切ですか?
- VCソフト内での自分のマイク音量や、相手の音声の音量が小さすぎたり大きすぎたりしないか確認しましょう。
- VCソフトやデバイスのOSは最新ですか?
- 使用しているDiscordなどのVCソフトや、パソコン、スマートフォンのOSが最新の状態になっているか確認してください。古いバージョンの場合、不具合が起きることがあります。
これらの基本的なチェックポイントを確認することで、多くの場合問題が解決します。
まとめ
デバイスが違う友達や仲間とも、Discordなどの共通のVCソフトを使えば、一緒にゲームをしながらボイスチャットを楽しむことができます。
最初は少し難しく感じるかもしれませんが、一度設定してしまえば、いつでも手軽に友達と音声でつながることができるようになります。
ぜひこの記事を参考に、デバイスの違いを気にせず、ゲームVCをもっと楽しんでみてください。